パブリックテーマ講座【一般県民の皆様を対象とした講座】
生活者の視点から、日常における災害に対する備えや、災害発生時における個人としての対応などについて学びます。
日時・場所
平成23年11月26日(土)13:00~17:00・27日(日)13:00~16:45
山梨大学工学部A-2号館1階 12教室(甲府市武田4-4-37)

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第1回 自然災害の発生メカニズム
講師 ◉山梨大学工学部教授 鈴木 猛康
自然災害が発生した際に適切に行動するためには、災害時にメディアや県、市町村から提供される情報を、ちゃんと把握するだけの自然災害の知識が必要です。本講座では、地震、豪雨、土砂災害を中心に、それぞれの自然災害の特徴や発生メカニズム、知っておくべき用語等について、簡単に説明します。
第2回 災害への備え ~個人・家族編~
講師 ◉山梨大学工学部教授 鈴木 猛康
災害から身を守り、財産を守るためには、事前の備えが必要なことは言うまでもありません。本講座では、そのために、個人、そして家族として備えるべき基本的事項を、その理由、背景とともにわかりやすく解説します。住宅の耐震化や家具の転倒防止、安否確認方法や洪水ハザードマップの見方、そして避難に至るまで、個人、家族として備えるべきことを習得していただきます。
第3回 災害への備え ~地域コミュニティ編~
講師 ◉山梨大学工学部教授 鈴木 猛康
災害時に負傷者の救護、救出、消火、安否確認等には、隣近所の協力はもちろん、自治会単位の活動が不可欠です。避難所の円滑な運営にも、秩序ある組織的行動が必要とされます。本講座では、地域コミュニティの活動が災害時の被害軽減や早期復興につながることを説明し、人と人とのつながりの強い山梨における地域防災活動の大切さを学んでいただきます。また、県内の自治会の取組みについて紹介し、地域防災力向上のために行う活動について、具体例を紹介します。
第4回 避難所でのコミュニティ ~支え合って生きる~
講師 ◉身延山大学仏教学部客員教授・永照寺幼稚園園長 吉田 永正
震災直後、避難所へ避難してきた方々(今まで違う地域で生活していた方々)のそれぞれの出逢い、そこでの集団としての自治の問題、避難所と行政の関わり、また、その避難所を支えるボランティアとのふれあい等の人間模様や避難所での物理的空間的な諸問題、さらには生きることへの失望と希望の葛藤などを通して、“支え合って生きる”ことの重要性について実践を通して共に考えていきます。
また、災害対策本部や社会福祉協議会等の組織のあり方(常識の中の常識と非常識の中の常識との差)と現状のズレについて分析し、望ましい組織とは何か、ということについて提案します。
第5回 被災時における心のケア
講師 ◉早稲田大学非常勤講師 近藤 育代 ◉帝京学園短期大学専任講師 大内 善広
東日本大震災における対応の中で、被災者に対する心のケアの重要性が改めて認識されました。本講座では、なぜ心のケアが必要なのかを解説した上で、具体的な心のケアの内容をお話しします。心のケアの対象には、実際に被災された方の他にも、被災地に赴くボランティアの方や身近に被災者がいらっしゃる方も含まれます。援助者と被援助者の2つの立場から、個人でできる具体的な心構えやケアの方法などを学んでいただきます。
また、個人で出来るリラクセーション法として、自律訓練法に関する実習も行います。自律訓練法は、心身の緊張緩和や疲労回復に有効とされるリラクセーション法です。必要な時に心や身体を落ち着けられる対処法として、また、日々のストレスや不安と上手く付き合っていくために、この講座を機会に身に着けられることをお勧めします。講座では、自律訓練法の基本的なやり方を実習し、また今後の練習のコツなどをお話ししたいと思います。
リカレント講座【防災、医療、福祉等専門家の方を対象とした講座】
自治体職員や防災、医療、福祉等の専門家を対象に、災害発生時の対応について学びます。
日時・場所
平成24年1月27日(金)13:00~17:00・2月3日(金)13:00~16:45
山梨県立男女共同参画推進センター●ぴゅあ総合(2階大研修室)
(甲府市朝気1-2-2)

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第1回 自然災害の基礎知識と山梨の災害リスク
講師 ◉山梨大学工学部教授 鈴木 猛康
山梨県では近年たまたま大災害が発生していないため、県民の多くは山梨が災害の少ない地域と誤解しているようです。県内の地方自治体職員にも、同様な固定観念が形成されており、迫りくる大災害への備えを怠ってしまうことが危惧されます。本講座では、発生がひっ迫している東海地震をはじめ、内陸直下型地震、河川氾濫、土砂災害やこれらの複合災害を含め、山梨の災害リスクについて解説し、山梨で考慮すべき最悪のシナリオについて説明します。
第2回 災害情報
講師 ◉山梨大学工学部教授 鈴木 猛康
被災者も非被災者も、被災地内でも被災地外でも、災害時には情報が求められます。情報がないと人々は不安に駆られ、誤った行動を取ることがあります。科学的根拠をもって安全であることを説明されると、不安が取り除かれ、安心して行動できるものです。本講座では、近年の災害対応で行われた地方自治体の情報共有の実態とともに、今後あるべき情報共有の仕組みについて、講師の取り組んでいるユビキタス情報システムや最近発生したクライストチャーチ地震、東北地方太平洋沖地震におけるソーシャルメディアの活躍も含めて解説します。
第3回 災害対応の実際
講師 ◉見附市前見附消防署長 久保 正巳 コーディネーター ◉山梨大学工学部教授 鈴木猛康
実災害時には、必ずしも防災訓練のシナリオどおりに被害が発生し、進展するわけではなく、災害対応マニュアルに記述されていない状況も多々発生します。このような災害に対して、臨機応変に対処することが求められます。本講座では、平成16年新潟県中越地震、平成16年新潟福島豪雨水害において、災害対応の最前線で陣頭指揮をとられた前新潟県見附市見附消防署長の久保様に、その実経験をお話していただき、地方自治体の皆さんの災害対応イメージ形成に役立てていただきたいと思います。
第4回 災害医療 ~救急医療、感染予防対策など~
講師 ◉NPO法人災害看護支援機構理事長 山崎 達枝 コーディネーター ◉山梨県立大学看護学部講師 城戸口親史
「災害は忘れたころにやってくる」この諺はもう死語で、「災害は忘れない頃にやってくる」と言われるようになりましたが、この言葉も既に数年前から言われてます。また災害がどこかで発生するのではないでしょうか。自然災害ではライフラインが途絶え救急システムは崩壊し、許容範囲を超えた多数の死傷者が発生します。医療施設も損傷のため機能は不十分、医療資器材や職員の絶対的不足になり十分な治療ができなくなります。
このような厳しい状況の中、一人でも多くの命を救う事ができるのは、その施設にあったマニュアルをもとに訓練を実践することです。「訓練は実践の如く、実践は訓練の如く、訓練をしないのが一番の災害」だと私は思います。また、災害後は環境汚染となり感染の問題が発生します。感染を防ぐことも大切なことです。これらの事についてお話をさせて頂きます。
第5回 いわゆる“災害弱者”となりうる人々の身体・心・生活と支援
講師 ◉山梨県立大学看護学部教授 流石 ゆり子
自然災害が発生した場合、一連の避難行動をとるのに何らかのハンディキャップを負う、いわゆる“災害弱者”となりうる高齢者(ひとり暮らし・高齢者夫婦世帯、寝たきり・認知症高齢者)および知的・精神障害者等への理解とその対応がまだ遅れています。本講座では、災害がこれらの人々の「身体」「心」「生活」に及ぼす影響について具体的に解説し、当事者の人間らしい「くらし」に焦点をあてた支援のあり方について、皆様と共に考えていきたいと思います。
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お申し込み先
特定非営利活動法人 大学コンソーシアムやまなし事務局
〒400-8510 甲府市武田4-4-37 山梨大学本部棟3階
TEL: 055-244-6707 (お電話は、平日の10:00~16:00にお願いいたします。)
FAX: 055-244-6721
E-mail: info@ucon-yamanashi.jp
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